施工実績とリテラの説明

■軟弱土を再利用した土地改良
(国土交通省発注:鳴瀬川築堤工事:地震の被害を受けた堤防の災害復旧工事)

油圧ショベルによる撹拌作業は、均一な品質を大量に保管し難いし、且つ粉塵の飛散が多く、また攪拌による振動や騒音があり周辺環境に悪影響を与えます。  しかし、リテラを使用した場合では、優れた混合品質を容易に得ることができ、粉塵の飛散や振動、騒音が少ないため周辺環境にも優しいです。また、発生土を再利用する点からも環境にやさしい工法であるといえます。

改良前の土砂

改良後の土砂

■高含水比の土砂と混じり合った廃棄物の分離・分別作業
(宮城県発注:川内沢川放水路掘削工事)

含水比の高い粘性土と廃棄物が混じり合った土砂を土と廃棄物に分離させるために、生石灰の吸水・発熱作用を利用して工事を行いました。
生石灰は高アルカリで飛散しやすいため、従来の油圧ショベルによる撹拌作業では、周辺への河川や田畑、緑地や民家等に悪影響を与えます。
また、撹拌作業時のバケットの揺さぶりで発生する振動と騒音は周辺民家へ悪影響を与えます。
そこで、当社では生石灰の飛散も少なくや振動や騒音の少ないリテラを使用し周辺環境に配慮しながら作業を行いました。

自走式土質改良工法の特徴

  • 省スペースですが、プラント並みの大作業量です。
  • 現場で発生した不良土を現場内で改良し、均質で良質な改良土として再利用できます。
  • レキ質土から泥土まで広範囲な土質で利用可能です。
  • 処理土量及び使用固化材量をコンピューター管理できます。
  • 対象土と固化材の混合ムラが少ないため、混合品質の良い改良土が得られます。
  • 建設発生土処分費、新材購入費、運搬費を大幅に削減できます。
  • 低粉塵・低騒音なので周辺環境にも優しいです。
  • 都市部、住宅街でも土質改良が可能です。
  • 地盤の改良深さに制限されません。
  • 現場内で発生土を再利用するのでCO2削減に効果的です。

リテラの施工実習・施工管理講習会の実施

当社の自走式土質改良機を使用し、当社職員による施工実習・施工管理講習会を実施してます。